追撃を振り切れ！みなもに映すシーソーゲーム

今回はザウバーにしては決勝で高い競争力を発揮できました。メルセデス相手でも渡り合えるような状況が生まれ、マージンを築くことに成功し大変満足したレースでした。それでも彼らが速いのは変わりありませんが…。

レース終盤には雨が降る要素があって、その前提でスーパーソフト３連続のスティントを均等で割り組立ています。本来であればオプションだけじゃなくプライムのスティントも走らないといけないレギュですがウェットコンディションになるため無用の心配です。

路面が濡れる頃にはオプションタイヤのライフが終わり滑り易くマージンを失う可能性がある。全てのライバルより二周前、インターミディエイトにはまだ適さない、早いタイミングで走ることになるのでギャンブルではあります。一周遅らせてヒュルケンベルグと同じ２８周目にピットインするのも良いですが、擦り減ったオプションタイヤでは危険な挙動になるのでそのプランは除外しました。

また、この状況下でドライタイヤで走る彼らＡＩの方が「こりゃ、たまげたなァ～」と思うくらいペースに分があり、これまたマージンを使い果たしトレインになりやすい。このまま大混乱で混雑するピットロードで下手すると２０秒以上ピット上で留まってしまうことに。理不尽なゲーム仕様でトップから入賞圏外まで落ちることもあります。同じタイミングでピットインしたくはない理由です。

参考：シンガポール市街地コース(ターン番号引用) Wikipediaより
参考：ドライバーズチャンピオンシップ
参考：コンストラクターズチャンピオンシップ
参考：ゴール後各車タイヤ装着の状況
参考：レース成績データ

オマケ：Ｆ１ＧＰニュース風ラップチャートを作ってみました
リザルトからトップ１０フィニッシュしたドライバーを抜粋して作成
タイプミスあるのかもしれませんがリザルトのギャップタイムと合わない（謎）
※クリックで拡大
ＨＡＭ+10.276,ＶＥＴ+14.936,ＡＬＯ+16.493,ＲＯＳ+21.304
ＨＵＬ+22.798,ＲＡＩ+23.844,ＲＩＣ+27.735,ＢＵＴ+30.091,ＰＥＲ+33.299

Lap	tyre	レースラップメモ 31Laps
01	SS	10位スタートから9台抜き1位
09	SS	1回目Pit@スーパーソフト。
10	SS	後続ベッテルに対しの5秒差(セクター１)
13	SS	キャッチアップされる
18	SS	2回目Pit@スーパーソフト。
22	SS	ソフト組が2回目のピットイン
26	SS	可夢偉をパス、ラップダウンする
27	SS	雨が降り始める。3回目Pit@インターミディエイト。 ロズベルグに対し4秒差(セクター２)
28	I	ヒュルケンベルグがPit、ライコネン-リカルド-バトン-ペレス
29	I	実質一位争いの先頭集団がいっせいにPitへ
30	I	ハミルトンに対し16秒差ギャップ（コントロールライン） ロズベルグとリカルド、同時ピットインのロスで大きく後退。 暫定トップだったベッテルもロスしてハミルトンの後ろでコースイン

Lap	Laptime	S1	S2	S3	Lap	Laptime	S1	S2	S3
1	1:53.217	35.857	40.610	36.750	17	1:49.831	31.580	40.861	37.390
2	1:49.352	31.204	40.792	37.356	18	1:53.228	31.138	41.063	41.027
3	1:49.059	31.063	40.785	37.211	19	2:09.465	52.593	40.060	36.812
4	1:49.333	31.134	40.820	37.379	20	1:47.597	30.648	40.189	36.760
5	1:49.356	31.238	40.893	37.225	21	1:47.675	30.883	39.867	36.925
6	1:50.019	31.712	40.845	37.462	22	1:48.133	30.915	40.395	36.823
7	1:49.409	31.177	40.825	37.407	23	1:48.859	31.116	40.269	37.474
8	1:50.002	31.485	41.131	37.386	24	1:48.657	30.932	40.375	37.350
9	1:53.511	31.475	41.086	40.950	25	1:49.703	31.292	40.673	37.738
10	2:09.286	52.639	39.773	36.874	26	1:49.693	31.304	40.817	37.572
11	1:49.160	31.038	41.226	36.896	27	1:53.787	31.635	41.118	41.034
12	1:48.740	31.160	40.498	37.082	28	2:20.158	55.324	44.319	40.515
13	1:48.981	31.234	40.547	37.200	29	1:58.493	33.325	44.356	40.812
14	1:48.988	31.325	40.217	37.446	30	1:57.934	33.343	43.777	40.814
15	1:49.668	31.349	40.937	37.382	31	2:05.804	34.492	46.750	44.562
16	1:49.742	31.675	40.741	37.326

◆アップデート
・キャリパー形状改善：ブレーキ反応性：5.0％アップ
・フロントウイングミッドセクション改良：フロントダウンフォース：5.0％アップ
・フロアプレートとリアボディワーク改良：リアダウンフォース：5.0％アップ
・エンジン燃料マップ改良：エンジン摩耗：10.0%ダウン
・サスペンションアーム改善：メカニカルグリップ：10.0%アップ

◆セッティング
予選ウェット

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	10	51%low	3	5	5	-3.40	0.11
後	11	49%low	2	5	2	-1.50	0.44

予選ドライ

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	11	50%high	3	4	6	-3.30	0.10
後	6	50%high	10	3	6	-1.20	0.38

決勝ドライ→ウェット

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	7	51%	2	5	5	-3.20	0.10
後	7	49%	6	5	4	-1.10	0.38