モナコ道場再び、ワンストップ戦略で表彰台を掴もう！

マルシャのエンジニアから推奨された戦略は１ストップ。ほとんどのライバルが１ストップを採用してくるので戦略の幅がありません。中には２ストップ戦略を採るチーム、ウィリアムズとフェラーリがいて大変に厄介です。しかも、例の如くピット直前のリアタイヤ摩耗が厳しくインラップでは細心の注意を払います。２ストップに切り替えれば安全なレース運びで手堅く入賞できます。狙っているのは表彰台なので１ストップを成功させないといけません。

スタートは１１番手から３位以上まで順位をあげ、一回限りのピットストップまで只管走ります。失敗したらリスタート必須。ブレーキバランスは前後（48%:52%）ですがレーススタート後に手動でフロント寄りにします。何故かリアタイヤ摩耗の状態（ゲージが真っ赤）が進んでもリアのスライドが抑えられ、結果ロスが少なくなり、格上の２ストップ組より前へ戻れる可能性が高くなります。

１ストップ組で自分より１周後に入るリカルドも抑える算段でしたが、及ばずオーバーカットされ「またリスタートかな？」と思いつつ走っていると、ソフトタイヤを履くマルドナドに捕まっている２台を発見（！）。これを見て猛プッシュを開始。なんとしてもマルドナドとアロンソがピットインするまでにリカルドを捉えたい。予選モードで燃料リッチ、ぎりぎりの２３周目ミラボーで捕捉、ターン６で順位を５位へ。が、直後リカルドがスローダウン？して後方順位を下げていきます。前を走るマルドナド(1STソフト)とアロンソ(2STスーパーソフト)がピットインで待望の３位へ！！２スティント序盤で飛ばした分３６周目にタイヤグリップに崖が訪れ危険な挙動に。抑えきりマルシャで初の表彰台となりました。

しばらくモナコはお腹いっぱいです。

■オマケ：本編レースの動画ではありませんがデモランです。(スマホ撮影)

【動画解説】オープニングラップのチャンスはミラボー後のターン６までです。前を行くフェラーリのアロンソにチャレンジするためにヌーベルシケインをショートカットからの背後につけてみたけど見ての通りです。ホームストレートで突き放されます。これをフルラップ続けるのは無理ですね。タイヤが持たない。

参考：モンテカルロ市街地コース(ターン番号引用) Wikipediaより
参考：ドライバーズチャンピオンシップ
参考：コンストラクターズチャンピオンシップ
参考：ゴール後各車タイヤ装着の状況
参考：レース成績データ

Lap	tyre	ダイジェスト 39Laps
01	SS	いつもの9台抜き2位 P2。 T6からサイドバイサイド
11	SS	2Stop組がPitへ ウィリアムズとフェラーリが2Stop
12	SS	ホームストレートエンド、ハミルトンのFWを破損させてしまう
12	SS	かわってリカルドが追い立てる
15	SS	ロズベルグin。予定外のピットのようだ
16	SS	ロズベルグと鉢合わせ。あれ、どうしたのかな？
16	SS	1回目Pit@ソフト
17	S	リカルドin
18	S	ピット出口合流。リカルドに届かなかった。6位か、うーん。
19	S	ナイスだ！マルドナド (S)が壁になってるぜ
22	S	23周目にピットインするのはマルドナドとアロンソ リカルド抜けば表彰台！！2台がピットインするまでにパスしたい
23	S	リカルドをキャッチアップ
23	S	でもリカルドの様子が変？？P5。リカルドが来てない・・・ 1Stopマルドナド(S) &2stopアロンソ(SS) in P3
27	S	ライコネン(S) in
36	S	青旗によりT16でロズベルグに譲る。バトン後退。ベッテル
38	S	1ラップダウンのため38周でチェッカー

Lap	Laptime	S1	S2	S3	Lap	Laptime	S1	S2	S3
1	1:27.003	28.369	39.566	19.068	21	1:20.212	21.392	39.917	18.903
2	1:19.871	21.160	39.842	18.869	22	1:20.189	21.284	39.684	19.221
3	1:20.225	21.384	39.513	19.328	23	1:22.635	21.417	41.565	19.653
4	1:20.732	21.503	39.819	19.410	24	1:21.385	21.709	39.925	19.751
5	1:20.184	21.313	39.975	18.896	25	1:22.048	21.481	40.591	19.976
6	1:20.008	21.415	39.535	19.058	26	1:22.054	21.390	40.758	19.906
7	1:20.612	21.478	40.083	19.051	27	1:21.725	21.923	40.264	19.538
8	1:20.853	21.461	40.134	19.258	28	1:22.999	21.780	40.888	20.331
9	1:20.761	21.458	39.997	19.306	29	1:22.555	21.486	41.195	19.874
10	1:21.059	21.695	39.968	19.396	30	1:23.113	21.872	41.208	20.033
11	1:21.112	21.586	39.969	19.557	31	1:22.488	22.072	40.565	19.851
12	1:21.488	21.588	40.502	19.398	32	1:23.920	22.164	41.509	20.247
13	1:21.400	21.772	40.016	19.612	33	1:24.250	22.219	41.628	20.403
14	1:21.532	21.673	40.169	19.690	34	1:24.268	21.940	41.797	20.531
15	1:22.599	21.944	40.847	19.808	35	1:25.304	22.280	42.544	20.480
16	1:39.413	22.000	41.645	35.768	36	1:27.111	22.266	43.232	21.613
17	1:23.320	24.123	39.785	19.412	37	1:26.888	22.323	43.184	21.381
18	1:20.341	21.721	39.476	19.144	38	1:26.610	22.231	43.306	21.073
19	1:20.306	21.266	39.876	19.164	39	1ラップダウン
20	1:20.347	21.341	39.730	19.276

◆アップデート
・キャリパー形状改善：ブレーキ反応性：5.0％アップ
・フロントウイングミッドセクション改良：フロントダウンフォース：5.0％アップ

◆セッティング
予選ドライ

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	11	48%	5	4	7	-3.30	0.09
後	11	52%	7	3	6	-1.20	0.38

決勝ドライ

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	11	49%low	5	1	11	-3.40	0.11
後	11	51%low	2	2	5	-1.00	0.38

※決勝レースでは上記セッティングに加え、ブレーキバランスをコース上で手動切替えフロント寄りで走行しています。