インターミディエイトの予選セッティングが決勝で活きる

予選セッティングが決まり3番手からスタート。決勝はフルウェットコンディション。
高速S字があるセクター1でタイムを稼ぎ、ロングストレートはＫＥＲＳとスリップで、続くターン１３～１６の低速セクションを小回りで対応、最終コーナー・ターン２０の突っ込みでライバルのお尻に食らいつき周回。今回のレースではＤＲＳが使えないのでターン１１が主なパッシングポイントとなりました。燃料を積んだ方が挙動が安定して走りやすいです。

レース終盤ではインターミディエイトが履けるまで路面状況が改善されますが、雨の決勝用にアジャストしたセットが自分には合わなくてマシンバランスを崩しリズムが狂います。おまけにファステストを狙おうと、スケベ心でリッチを使用したのも良くなかったようです。インターミディエイトを履いたセクター毎のベストタイムをつなぎ合わせるとライバルと同じラップタイムで周回できていたはずなので課題が残ります。勝利する事ができましたが終盤のレースペースには満足できていません。

• "サーキット・オブ・ジ・アメリカズ"はウィキによると世界名物コーナーの寄せ集めだそうで以下のような高低差があるキメラサーキットです。
  ・ターン2、3 - エス・ド・セナ（インテルラゴス）
• ・ターン4～6 - マゴッツ - ベケッツ - チャペルの高速S字（シルバーストン）
• ・ターン12～14 - スタジアムセクション（ホッケンハイム）
• ・ターン16～18 - ターン8（イスタンブール）
  

高速S字は走って面白いですが新鮮味はありません。あと話は変わりますが2015年にはアメリカニュージャージー州のポート・インペリアル市街地コースもありアメリカで２度開催されるとの事です。

参考：サーキット・オブ・ジ・アメリカズ (ターン番号引用) Wikipediaより
参考：ドライバーズチャンピオンシップ
参考：コンストラクターズチャンピオンシップ
参考：ゴール後各車タイヤ装着の状況
参考：S.ベッテルのラップタイム
参考：J.バトンのラップタイム

Lap	tyre	Mix	ダイジェスト 28Laps ( 燃料戦略：慎重 )※例：T1⇒ターン１
01	W	2	チームメイトのBUTは２位へ。MAGは６位へ後退。P6
01	W	2	K.ライコネン(RAI)をT11でパス。P5
02	W	2	F.アロンソ(ALO)をT8でパス。P4
03	W	2	L.ハミルトン(HAM)をT11でパス。P3
04	W	2	先頭のVETが逃げ切ってしまう、泣く泣くBUTをパス。P2
07	W	2	1回目Pit@ウェット
08	W	3	Pit前のM.ウェバーをT11パス。このターンでパッシング多い
09	W	3	ルーティン組がPitへ。ベッテルin
10	W	2	Pit出口にてベッテルと続くT1でPIt前ルイスをパス。P1
17	W	2	2回目Pit@ウェット
18	W	3	Pit前ルイスをT1でパス「良く会いますね」。ベッテルin
19	W	2	19周目Pit出口のようす。
22	W	2	3回目Pit@インターミディエイト
24	I	3	ファステストとギャップを築くためプッシュするもペースが悪化
25	I	1.2	ターン12でミス。あちゃー
26	I	1.2	ターン1でミス。もう嫌ｗ

Lap	Laptime	S1	S2	S3	Lap	Laptime	S1	S2	S3
1	1:54.989	32.370	45.133	37.486	15	1:50.066	27.407	45.655	37.004
2	1:51.294	27.698	46.400	37.196	16	1:50.799	27.912	45.196	37.691
3	1:50.529	27.768	45.611	37.150	17	1:49.752	27.607	45.127	37.018
4	1:50.867	27.702	45.699	37.466	18	2:01.366	42.726	43.160	35.480
5	1:51.538	28.460	45.451	37.627	19	1:47.736	26.666	44.468	36.602
6	1:51.007	27.605	45.892	37.510	20	1:46.926	26.924	43.851	36.151
7	1:51.475	27.800	45.809	37.866	21	1:47.319	27.191	43.943	36.185
8	2:04.850	42.944	44.848	37.058	22	1:47.790	26.999	44.176	36.615
9	1:50.878	27.716	45.033	38.129	23	2:02.011	42.982	43.535	35.494
10	1:51.061	28.441	45.285	37.335	24	1:47.404	26.992	44.406	36.006
11	1:50.992	27.478	45.944	37.570	25	1:48.886	27.229	45.027	36.630
12	1:49.435	27.609	44.702	37.124	26	1:47.976	28.146	43.607	36.223
13	1:49.245	27.649	44.836	36.760	27	1:47.685	26.970	45.145	35.570
14	1:50.242	27.917	44.899	37.426	28	1:47.348	26.867	44.564	35.917

◆アップデート
・フロントサスペンションダンパー改良:フロント安定性:5.0%アップ。
・フロントウィングエンドプレート改良:マシンのフロントドラッグ:5.0%ダウン
・ブレーキディスク形状改善：ブレーキ性能：5.0%アップ
・ブレーキ冷却ダクト改善：ブレーキ摩耗：5.0%ダウン
・フロントとリアウイング改良：全体のダウンフォース：10.0%アップ

◆セッティング
予選ドライＱ２

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	3	48%high	3	3	7	-3.30	0.10
後	2	52%high	7	2	7	-1.20	0.38
ギアボックス
1速		2速	3速	4速	5速	6速	7速
138		170	200	230	260	291	322

予選セミウェットＱ３

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	5	47%low	1	3	8	3.30	0.10
後	4	53%low	5	3	8	1.20	0.38
ギアボックス
1速		2速	3速	4速	5速	6速	7速
138		170	200	230	260	291	322

決勝ウェット

エアロ		ブレーキ	バランス	サス高	バネ	キャンバ	トー
前	6	47%low	1	4	7	3.30	0.10
後	5	53%low	4	4	7	1.20	0.38
ギアボックス
1速		2速	3速	4速	5速	6速	7速
138		170	200	230	260	291	322