スタートはウェットコンディションで度重なる珍事によりSC導入。条件がそろってここぞというところで華麗に刺す勝負強さが素晴らしい。もちろん彼はまだタイトルには絡んではいませんが勇敢なチャレンジャーです。彼の真価が問われるのはこれからでタイトルに届く立場になってから。
一方のロズベルグは、ポールから順位を落としたものの手堅く同僚の直ぐ後ろでフィニッシュ、ランキング首位をキープ。他を圧倒するマシンを武器に大きな賭けを避け上手にリスクコントロールしています。地味ですが限界を超えない走りが持ち味。定評のあるチームメイトと組むことにより相手の長所を吸収し速さを発揮する頑張り屋さんです。リカルドやアロンソに観られるキレのある接近戦のセンスがあるのか見てみたいところです。
今回のボッタスはチーム戦略も合わず不調でした。次戦に期待します。
・スピン競技で一番綺麗に回ったのは？
・ベテランのアロンソ強し、終盤タイヤ寿命が尽きるも表彰台へ
・ハミルトン、予選でマシントラブルを跳ね除けピットスタートからの力走
・ザウバーのスーティル、惜しくもポイントを逃す
・まっさん「目立てなくて不満足だね。完走するのは当たり前さ。近いうち勝つけどね」
・他、ベルニュ健闘。ケータハム完走できず、大型アップデートに望みをつなぐ